はい、やらかしました。
釣り場の移動時にトップガイドの装着を怠って車にのせた結果、見事にティップがポキッっといっちゃいました。
ロッドが折れたときって物凄くテンションが下がりますよね…
釣りを始めたころは、ロッドが折れたとき絶望していたんですけど、自分で修理できるようになってからは、だいぶ気持ちが楽になりました。(それでもやっぱりテンションは下がりますが…)
ということで、今回はいつもやっているロッドの修理方法を備忘録として記事に残しておきたいと思います。
※この記事はあくまで、僕のやり方をメモしたものなので完璧を求める場合はお近くの釣具屋さんに修理の依頼をしましょう!
ロッド修理の手順を確認する
ロッド修理の手順は以下のようにします。
- トップガイドを取り付ける
- 接着剤で固定する
- スレッドを巻く
- UVレジンで固める
作業時間はだいたい30分くらいでしょうか。スレッドを巻くのが慣れていないと難しいかもしれませんが、適当でも割と何とかなるので頑張りましょう!
用意する物
用意する物を確認しましょう。
実はダイソーでほとんどの物が揃いますので、コストはそれほど掛かりませんよ!
- UVレジン
- 平筆
- 糸(PEラインでもOK)
- 接着剤
- トップガイド(元のガイドを使う場合は不要)
- デザインナイフ(あれば良い)
- ヤスリ(あれば良い)
- UVライト(あれば良い)
赤マーカーの物は必須ですが、青マーカーの物はなくても大丈夫です!
また、トップガイドは元々ついていたものを上手く外すことが出来れば、新しく用意する必要はありません。
ガイドが取り付けれるようにロッドの先端を整える
まずは、デザインナイフとヤスリを使って、先端にトップガイドが取れ付けれるようにしていきます。
工具が無ければハサミやカッターナイフなどで代用しましょう!
元々のトップガイドを使う場合は、径が合うようロッドの先端を細くしていきます。
後で接着しますので、多少ガタがあってもOK。そこまで神経質になる必要はないので軽くこなしてしまいましょう。
トップガイドを接着剤で固定する
トップガイドが取り付れる状態になったら、接着剤でガイドを固定してきます。
今回はダイソーさんの「強力接着剤 エポキシ2液混合タイプ」を使用します。
この接着剤がかなり強力で、僕はめちゃくちゃ愛用しており、クーラーボックスの穴埋めにも使用しました。
家に1つあれば色々な場面で使えるのでおすすめです!
使い方は簡単で、A液とB液を同量出して混ぜるだけ。(強めの臭いを放ちますので、作業は換気して行ってください)
混ぜ合わせた接着剤を、ロッドのトップガイドがとりつく位置あたりに塗ります。
トップガイドを取り付け、はみ出した接着剤を取り除き整えます。
この接着剤の乾燥時間は10分と書いていましたので、固まるまでしばらく放置します。
スレッドを巻く
接着剤が完全に固まったら、スレッド(糸)を巻いて更に固定していきます。
スレッドは専用のものを釣具屋で買うのもいいですが、僕は家に転がっていた100均のミシン糸を使っています。
PEラインでも問題はありませんので、お好きな糸を使いましょう。
また、スレッドの色は見た目に大きな影響がでますので、納得のいく自分の好きな色を使いましょう!
僕は目立たない黒色をチョイスしました。
スレッドを巻くときは下の写真のように、本で糸を挟んでおくと転がりが防がれて作業がやりやすくなります。
スレッドの巻き方は以下の動画を参考にしてみてください!
はい、巻けました。
なんか若干スキマがありますがレジンで固めちゃうので気にしません。
UVレジンでコーティングする
最後にスレッドの上からUVレジンを塗り固めて完成です。
このレジンも家に転がっていたハンドメイド用のものを使用していますが、最近は100均でも手に入りますので、そちらでも問題ないかと思います。
また、レジンを塗る際は平筆を使うと綺麗に塗れますのでおすすめです。
UVレジンが塗れたらUVライトで乾かします。
釣り人なら大体持っているUVライトですが、もし持っていなくても1日ほどそのまま放置すれば普通に固まるので安心してください。
修理完了
UVレジンが乾いたら完成です!意外と簡単ですよね!慣れれば30分くらいです
実はこのロッドが折れたのは2回目でして、修理を繰り返した結果第2ガイドまでの距離がめちゃくちゃ近くなってしまいました。
このままではバランスが悪くなってしまうので、様子を見て第2ガイドを外します。
次は絶対に折らないように、大事に扱いたいと思います。
ロッド修理を自分でできるようになれば、ロッドへの愛着も深まりますので是非チャレンジしてみてください!